「所有する」から「経験する」へのシフト

おはようごうざいます、mikaccoです。

 

今日は、私自身のここ十数年の価値感の変化について書きたいと思います。

「モノ」から「経験」に重きを置くようになった話。

 

20代のころは、「趣味・買い物」と言えるくらい、買い物をしまくっていました。仕事が小売業の店長だったので、競合店調査という目的もありましたが、とにかく毎週ルミネに通っては服を買ったりコスメを買ったりしていました。

その頃の考えは「欲しいから買う」一択でした。どのくらいの頻度で使うか、とか、そのモノが収納に収まるか、とか、似たものを持っていないか、とか、そういったことは何も考えない。「素敵!早く買わないとなくなっちゃう!」。だから当然収納に収まらなくなって、収納道具を増やして・・・。先の引っ越しで捨てた収納道具たちは、すべてこの頃に購入したものでした。

 

何がきっかけだったのか、今となっては思い出せませんが、「整理収納アドバイザー」という資格の講座を受けにいったんです。この講座は1日で終わって、ほぼ100%資格がもらえるというゆるい講座でしたが、そこで昨日の記事で書いたモノの分類等を習いました。

 

それから少しずつ、「所有しているだけのモノ」が減っていきました。何しろ「1年間で使ったかどうか」という簡単な基準なので、「使っているモノ」「使っていないモノ」の区別は明確です。(講座を受けてすぐ実践するあたり、素直で良かったです。)

 

そうすると、だんだん買い物に行っても、買うことを躊躇する機会が増えました。「これ、本当に使うかな」「買っても置く場所がないな」と。

 

そして、お金の使い道が「所有すること」から「経験すること」へ変わっていきました。

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結構自分の中で大きな出来事だったのが、新卒で入った会社を「辞める」と決めた年の夏休み、パリとヘルシンキへ一人旅をしたことです。日程は1週間程。飛行機代とホテル代で、ちょっとしたブランドバッグが買えそうなくらいのお金を振り込みました。さらに、私は英語はカタコト、フランス語とフィンランド語はまったく分かりません。でも、すごく楽しかったんです。

出会った人のことを今でも覚えています。旅行の相談にいったH.I.S.で「パリとヘルシンキと行ってみたいところが2か所あるんですけど、どちらがおすすめですか?」と相談したら「両方行ったらどうですか」とオススメしてくれた担当の方。「パリって道が複雑なんですね・・・迷いそうだなぁ」と言ったら、「迷わないよ。楽しめるよ。」と断言してくれた送迎のドライバーさん(まあ迷ったけどね!楽しかったのは本当)。公園でアメをくれたおじいさん。

世界的名画だらけの3つの美術館を、歩いてはしごする贅沢な体験。どこを切り取っても絵になるパリの街並み。夜も明るいヘルシンキ・・・。

まだ全然書き足りません。この10倍くらい語れると思います。でも、●十万円のブランドバッグではここまで語れません。所有は経験には決して勝てない、と私が思うのは、この語れる「熱」の差です。

モノはいつか消えてなくなるけど、経験はずっと消えない。そして、経験だけが次の挑戦をつれてきてくれる。そんな気がして、つい「経験」の機会があると、掴みたくなります。私は今、はあちゅうサロンというオンラインサロンに入っているのですが、これもまさに「経験をつかむ」機会だから即決だったのだなぁ、と思っています。

(※なお、あくまで私の価値観なので、熱く語れるブランドバッグ好きの人がいても全然いいと思います。モノによっては一生モノもあるでしょうし、そのモノのおかげで人生変わった!という人もいるかもしれません。)

 

私の今の夢は、インテリア業界最大のイベント、「ミラノ・サローネ」に行って、世界最先端のインテリアデザインを自分の足で歩いて、自分の目で見て、耳で聞いて、楽しむこと。そのためにはトレンドを見抜く眼を養う必要があるし、体力も語学も必要だし、ちょっといい写真が撮れるようにカメラも覚えたい。そして持っていくものは最小限にして、身軽に動き回りたい。

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そもそも行くためには10日くらい休めるよう仕事をコントロールしないといけない。

仕事といえば、最大の経験は仕事かもしれませんね。1日の中で1/3以上は時間を費やすものですし。私たちが一番初めに吟味しなければならないのは、仕事の内容かもしれない、と今ふと思ったところで今日はおしまいです。(会社行く)